07/06/19 12:54:17 0
・警視庁北沢署地域課の巡査長(26)の私有パソコンから、警察情報がファイル交換ソフト
「ウィニー」を通じ、ネット上に流出した問題で、同庁の調べに、巡査長は、ウィニー使用の
理由を「わいせつな画像やアニメが欲しかった」と説明していることが分かった。
プライバシーに関する個人情報も流出しており、同庁は情報が漏れた個人に謝罪する
方針。わいせつ画像のやり取りも絡んだイージス艦の機密が漏れた自衛隊と同じ構図といえ、
警察当局も、情報管理の姿勢が問われている。
事件チャート、Nシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)の設置場所、捜査対象者の
尾行記録…。警察情報を含む1万件のデータ流出は、警察では過去最大規模で、秘匿性の
高いものが多数含まれている。「全データを印刷すると、6万~8万ページになる」(警視庁幹部)
といい、情報管理課でデータの詳細な解析を始めた。
「一番の問題は、性犯罪被害の告訴状や、捜査協力者の供述調書」と、別の幹部は頭を抱える。
被害を訴えた人らのプライバシーが、ネット上に拡散しているためで、情報漏れが確認された
被害者ら一般の人には謝罪するという。
暴力団に関する資料も流出した。山口組データには、約400人の構成員らの氏名、住所などが
記され、接点がある関係者の資料もある。
「暴力団犯罪捜査には仕返しを恐れながら、協力してくれている人もいる。協力者の名前が
出ていなければいいのだが…」と、ある幹部はデータ解析の行方を祈るように見守っている。
ウィニーはネット上のユーザー同士がパソコンに所有している映像や音楽の情報を共有し、
交換し合うソフト。問題の巡査長はアダルトビデオやアニメの愛好家だった。
「ビデオやアニメの映像を集めるのに必要で、前の調査にウソをついた」。警視庁はウィニーを禁じ、
今年3月、全職員に私有パソコンについて、ウィニー導入の有無を調査したが、巡査長は虚偽申告
していた。昨年、私有パソコンにウィニーを入れたという。
「ウィルス排除のソフトも入れていた。大丈夫と思った」とも話しているが、現実にはウィルスに
感染し、ウィニーを通じデータが流出した。(>>2-10につづく)
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