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★だるま脱税で初公判
・脱税の背景には、｢ジンギスカンブブーム｣もありました。札幌の有名ジンギスカン店
｢だるま｣の脱税事件で、経営者夫婦の1回目の裁判が開かれ、夫婦は罪を認めました。
また、夫は、北朝鮮への送金を真っ向から否定しました。
所得税法違反の罪に問われているのは、札幌の有名ジンギスカン店｢だるま｣の経営者、
金和秀被告(67歳)と、妻の徐澄子被告(61歳)です。
検察によりますと、金被告らは、2003年から3年間にわたり、店の売り上げを少なく計上し、
およそ1億7000万円を脱税しました。きょうの裁判で、金被告らは｢その通りです｣と罪を
全面的に認めました。
(横内記者)｢法廷で金被告は、脱税した金の行方について、祖国に送金したといわれた。
これは根も葉もない話で許せないと述べました｣
一方、実質的に店の経営を仕切っていたという徐被告は、動機について、｢店を守るために、
金を貯めておかなければと思った｣などと話しました。｢だるま｣は毎年、前年度の売り上げに
200万円ほどを上乗せして、税務署に売り上げを申告していましたが、数年前のジンギスカン
ブームで急速に売り上げが伸び、1000万円を上乗せしても足りなかったといいます。
2人の被告は｢貯金を数えた事がない｣などと、カネの管理に無頓着であることを繰り返し
主張しました。
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