07/06/16 02:52:20 0
(>>1のつづき)
高校生らは「親善のために対馬を訪れ、記念に植えた」と弁明。「違法と知らず迷惑を掛けた」と
反省していたという。
だが、違法植樹にはある背景がある。
関係者によると、無断植樹を画策したのは、「対馬をムクゲの木だらけにして対馬を韓国領土にする」
と主張する「独島有人化国民運動本部」のファン・ベッキョン代表だったという。
同氏は、竹島(韓国名・独島)についての領土問題に関する資料を集めた「独島博物館」がある韓国・
鬱陵島に、「対馬はわが国の領土」と記した石碑を建立した人物としても知られる。
対馬市は「大半の韓国人観光客は、純粋に観光を楽しんでいるが、一部のこうした人たちのとんでも
ない行動が目に余る」と頭を抱える。
韓国人観光客が増えだしたのは平成13年ごろから。12年に対馬と韓国・釜山とを結ぶ定期国際航路が
就航したことが大きい。韓国の大亜高速海運が運航し、釜山と対馬・厳原の間を2時間半で結んでいる。
11年には年間約1600人だった観光客が、14年には初めて1万人を突破。「しま交流人口拡大特区」
などにより、ビザなしで渡航できるようになってからはさらに拍車がかかり、18年には約4万2000人の
観光客が訪れた。
急増には、円安傾向による旅費の安さもあるという。2泊3日のツアーで費用は4万円程度という
手軽さだ。
朝鮮通信使の歴史などを紹介した「長崎県立対馬歴史民俗資料館」でツアー客約30人を案内していた
ガイドの李珍奉(イ・ジンボン)さん(33)は「釜山から近い上に、手軽に異国情緒が味わえるのが魅力。
自然が豊かなので、釣りや登山が人気」と話す。
これまで週末には1往復だった厳原からの定期便が、7月から8月にかけては2往復になる予定といい、
今後もますます韓国人観光客の増加が見込まれる。(以上)