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風呂用浮輪で赤ちゃん水死 広島の医師が報告へ
浴槽に浮かべて使用する乳幼児用の浮輪がひっくり返り、
赤ちゃんが水死したり植物状態になったりする事故が相次いでいたことが分かった。
3例で治療を担当した広島市立広島市民病院小児循環器科の中川直美医師らが16日、
鹿児島市で開催中の日本小児救急医学会で報告する。
日本玩具協会(東京)によると、昨年秋に別の医師からも情報提供があり、
同協会は玩具の安全基準「STマーク」の使用を許諾しないことを決定。
協会に加盟し同種製品を製造する約60社に通知済みだという。
事故はいずれも親が目を離したすきに発生。
中川医師は「便利な商品だが、ひっくり返ると自力で元に戻るのはほぼ不可能。
短時間でも決して目を離さないでほしい」と注意を喚起している。
多くの風呂用浮輪は、中央にパンツ型のシートがあり、赤ちゃんは両脚を通して使用する。
生後5カ月から2歳ぐらいまでが対象で、同協会によると近年需要が増加している。
北海道新聞 (06/15 21:37)
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