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★総務相、「行政の無駄」に改善勧告・物品調達など問題
菅義偉総務相は15日、政府機関の事務や物品管理の実態に「無駄が多い」として、
業務の効率化やコスト削減を徹底するよう各中央省庁に勧告した。
勧告の具体的内容は
(1)物品の一括調達
(2)公用車の削減
(3)旅費節減―など。
公正取引委員会などを含む16の省庁を調査対象にした。
無駄が多かった例として、厚生労働省が2005年度の1年間でトナー代に約2億円を費やしていたと指摘。
少額の随意契約を繰り返していたためで各省のトナー代が数千万円程度にとどまる中で1億円を唯一超えていた。
総務省では同じ建物に入る本省と消防庁がコピー用紙を別々に調達。共同調達ならば388万円節減できたと試算した。
出先機関も調べた。国土交通省が所管する大宮国道事務所は、7人の運転手に対し12台の公用車を保有。
「5台が常時遊休化している」と指摘した。北海道開発局では、文具用品やコピー用紙などの消耗品について
年間912件の随意契約を結び約9000万円を費やしていた。(09:30)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)