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日本では13万人もの人が利用している医療用機器で事故が相次ぎ、専門家が警鐘を
鳴らしている。
2007年3月、長野市内のアパートから出火し、住民の54歳の男性が死亡するという事故が
起こった。原因は、在宅医療用の酸素機器を使用中、喫煙したためとみられている。命を
救ってくれるはずの酸素機器による事故。厚生労働省などによると、現在、およそ13万人が
酸素機器を利用しているという。
在宅医療の一環として、患者に酸素機器を薦めることもあるという堀本医院の堀本仁士院長
は、「ヘビースモーカーは、慢性の呼吸器不全肺気腫(きしゅ)になる可能性があって、そう
いう方の治療法として、在宅酸素治療法はある。生命を救うものだが、実際には命取りに
なるという非常に怖いものという認識を持ってもらう必要がある」と話した。
酸素を吸入中、喫煙が原因で出火したケースは、5月に神戸市内で2件発生している。神戸
市消防局予防課の桂 敏美さんは「酸素自体はガスと違って、燃えたりしないのですが、燃え
ているものを助ける。たばこの火のような小さな炎でも、激しく燃えるようになりますので」と
語った。
(>>2以降に続く)
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