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★年金問題：「危機打破」議連結成 参院選控え自民に焦り
年金支給漏れ問題で逆風にさらされる自民党内で、参院選を控えた現場の焦燥感が表面化しつつある。
１４日には「危機的状況」の打破を唱える議連が結成された。政府、与党、自民党でそれぞれ検証組織が
できる一方で、国民の不安解消が容易に進まない状況を反映し、議連には中堅、若手を中心に議員だけで
約８０人が出席した。
「社会保険庁と心中するわけにはいかない」。党本部でこの日、開かれた「年金危機突破に行動する
議員の会」。当選１回の男性衆院議員が状況説明のため出席した社会保険庁職員を怒鳴り上げた。別の
女性議員からは「この会を国民にアピールしてほしい」と切実な声も上がった。
事務局の加藤勝信衆院議員は「有権者の手となり、足となり、積極的に行動する」と、国民の不安解消
に議連で取り組んでいく姿勢を強調した。
年金問題への危機感はこの日、派閥からも噴き出した。麻生太郎外相は派閥例会で「社会保険庁をいくら
たたいても国民の不安は解消しない。社会保険庁を解体するかという話より、不安解消が先だ」と語気を
強めた。
議連の代表には、若手に推される形で石原伸晃幹事長代理が就任。鴨下一郎・党団体総局長も呼び掛け人
に名前を連ねた。ただ、年金問題の早期幕引きを図りたい党内の一部からは「党が一体となるべき時に足並
みが乱れかねない」（政調幹部）と議連の動きに不安の声も出ている。
■ソース(毎日新聞)【渡辺創】
URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)
■元ニューススレ
【自民党】年金危機突破に行動する議員の会、14日発足 会長に石原伸晃幹事長代理
ｽﾚﾘﾝｸ(newsplus板)