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・航空機内で携帯電話の使用をやめず、注意をした女性客室乗務員に「どけよババァ!」
などと暴言を吐いた神奈川県平塚市の暴力団組員の男(34)に対し、警視庁東京空港署は
逮捕状を取った。04年1月の改正航空法施行後、携帯電話の機内迷惑行為で初の逮捕に
なるようだが、機内での客室乗務員と男のやり取り、まるでマンガのようだった。
事件があったのは3月10日。午後2時出発予定の羽田発宮崎行き全日空機。
男は出発予定の15分前になっても携帯電話の使用をやめなかった。女性客室乗務員が
「出発時間ですので携帯電話をお切りください」と注意するが、なかなか使用をやめなかった。
再び女性客室乗務員が、「携帯電話を切るまで出発できない」と言うと、
「切ってるところだよ。電源を切るのに時間がかかるんだ」と声を荒げた。
出発5分前になって、ようやくケータイの電源が切れた事を客室乗務員が確認。航空機は
駐機場から滑走路へ移動を始める。しかし、出発時間の午後2時。突然、電源を切ったはずの
ケータイが鳴った。客室乗務員があわてて男に駆け寄ると、
「自動で電源が立ち上がってしまう携帯なんだよ!」と大声で怒鳴った。男は再び電源を
切ろうとしたが、注意されたことで逆切れ。
「切ってるだろ!どけよババァ!!」と声を荒げた。さらに
「お前らふざけんなよ」「うるせーな」などと威嚇し暴言を連発した。
搭乗客が客室乗務員の注意に従わず「航空機の安全を阻害」した場合、機長権限で
「禁止命令書」が出せる。それでも乗客が違反行為をやめない場合は、乗客に降りるよう
命じたり、警察の出動を要請でき、50万円以下の罰金が科せられる。それを客室乗務員が
説明しても「そんな法律は知らない!」と威嚇をやめないため、とうとう男の前で機長が
出した「命令書」を読み上げた。すると男は「警察でも何でも呼んで逮捕すればいい」と
開き直った。男は警視庁東京空港署員に引き渡され、旅客機は出発が30分遅れてしまった。
(>>2-10につづく)
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