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・「庶民の娯楽の殿堂」パチンコだが、遊戯人口がここ10年で1000万人以上も減少し、
2007年に入っても客離れが止まらないようだ。
「東経ニュース」は、パチンコ店運営会社の倒産が相次いでいる原因の一つをこう説明している。
「パチンコ業界では消費者金融の法改正を受け、パチンコファンがパチンコにつぎ込む
資金が減少した」
「武富士、アイフル、アコム、プロミスの大手四社の成約率は三月時点で平均44%と、申込者の
半分以上が審査でふるい落とされた」(日本経済新聞07年5月18日付け)
つまり、ふるい落とされた中に、パチンコファンが多かったのではないか、というわけだ。
パチンコ好きは消費者金融をどれくらい利用しているのだろうか。ある大手パチンコチェーンの
社員はこう話す。 「生活費が足りなくなって『パチンコで稼ごう』と遊びに来るお客さんも多い。
手持ちが無い場合は、お客さんの一部だとは思うが、消費者金融を利用しているようだ」
パチンコ・パチスロ歴20年の30代男性サラリーマンはこう話す。
「パチンコの資金が足りなくなって消費者金融に駆け込む人は、利用者全体の20%はいる
感じだ。数年前はもっといたと思う」
パチスロの場合は「大当たり」が続けば一回で20万~30万円も儲かる場合もあるようで、
「借金がすぐに返せる」との思いが消費者金融に走らせることになるのだそうだ。
パチンコ参加人口は05年で1,710万人。95年が2,900万人だから約1,200万人減少した。
一方で、業界の売り上げは参加人口に比べ減少率は少ない。つまり、一人当たりの遊戯費が
非常に高騰している。
そこへ、消費者金融の融資が制限されれば、大きく売り上げを落とす結果になりかねない。
パチンコ参加人口に関しては、減少が心配される問題が07年7月に発生する。「射幸心を
あおる」という理由で、店内に置かれているパチスロマシンの「4号機」が、ギャンブル性の
低い「5号機」に総入れ替わる。スリリングな展開を味わえなくなる可能性があるわけで、
日本遊技関連事業協会は「業界にとって厳しい状況であることは間違いない」と話す。(一部略)
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※関連スレは>>2-10に。