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★機内で携帯切らず、乗客の男逮捕へ
航空機の中での乗客のマナーが社会問題化していますが、全日空機の機内で機長の命令に従わず
携帯電話の電源を切らなかったとして、警視庁は34歳の乗客の男を逮捕する方針を固めました。
航空機内での迷惑行為を規制した改正航空法で乗客が逮捕されるのは全国で初めてです。
航空法違反の疑いで逮捕状が出たのは、神奈川県平塚市に住む暴力団組員の男(34)です。
調べによりますと、男は今年3月10日、羽田空港から宮崎空港に向かう全日空609便の離陸前の
機内で、機長の命令に従わず携帯電話を切らずに飛行機の安全を妨げた疑いが持たれています。
男が乗っていた全日空609便は、男が携帯電話の電源を切らなかったため、滑走路から出発ゲートに
引き返し、男を降ろして離陸したということです。
男は機内に携帯電話を5台も持ち込んでいましたが、客室乗務員の再三の注意にも応じず、機長が
航空法に基づいて禁止命令書を出した後も、携帯電話の電源を切ろうとしませんでした。
「電源をお切り下さい」(乗務員)
「今、切ってるところだよ」(男)
「法律で決められていますので、お切り下さい」(乗務員)
「そんな法律は知らない」(男)
「電源をお切り下さい」(乗務員)
「切ってるだろう。どけよババア」「自動的に電源が入る携帯なんだ」(男)
「電池を抜いていただけますか?」(乗務員)
「それはできない。しつこいな、お前ら。ふざけんなよ」(男)
「すぐに電源を切って頂けないのなら、一度空港に戻って降りて頂きます」(乗務員)
「今順番にやってるから待て。警察でも何でも呼んで逮捕でもすればいい」(男)
「では降りて頂きます」(乗務員)
全日空機は男を降ろしたため、30分の遅れが出ました。航空法は3年前に改正され、乗客が機長の
命令にも従わず機内での迷惑行為を止めなかった場合は、最大50万円の罰金を科すことができるよう
になりましたが、この容疑で乗客が逮捕されるのは全国で初めです。(13日11:11)
TBS(リンク先移動の場合あります)
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