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コムスンの譲渡先をめぐっては、訪問介護大手「ニチイ学館」などが名乗りを上げている。
一方、グッドウィル・グループの折口雅博会長の人脈づくりには、大物の名前も上がっている。
コムスンのPR誌「コムスン通信」は2003年5月号で、当時の官房副長官・安倍首相との対談
を掲載していたが、さらなる大物との関係が明らかになった。その人物は、アメリカの第42代
大統領であるクリントン氏。
表紙は、見つめあう折口会長とクリントン氏の写真で、その手には刺し身が写っている。
クリントン氏は2003年11月、講演などのために来日した。その1日を紹介した記事は、「昼食
は小泉総理と、午後のお茶は天皇陛下と、そしてディナーは折口会長と」という言葉で始まる。
そして2ショット写真など、両者の軽快なやりとりは続き、「築地はいかがでしたか?」、
「すばらしかったです」などの会話が掲載されていて、「折口会長の長年の国際交流で
培った正確な英会話には定評があります」との一文もあった。2人が会食を行ったレストラン
は、「折口会長のお気に入り」と記されている。
ちなみに、この店はその後、グッドウィル・グループの傘下に入ることになった。また、グッド
ウィル・グループが東証一部上場を果たしたときの号では、満面の笑みを浮かべる折口会長
が表紙を飾っている。折口会長は、カメラに向かい人さし指を突き立てていた。
あれから3年、業務拡大の夢が破れ、グループ内のすべての介護事業の売却の検討まで
追い込まれたグッドウィル・グループ。訪問介護大手「ニチイ学館」が、コムスンの事業の
一括引き受けを申し入れる方針であるほか、「ツクイ」も受け入れを申し入れる方針。
また「セントケア・ホールディング」は、「受け皿となる用意がある」とするなど、複数の介護
関連企業が意欲を見せている。
動画 URLリンク(www.fnn-news.com)
FNN Headline URLリンク(fnn.fujitv.co.jp)