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◇厚生省官僚:厚生年金運用で天下り奨励 書籍で発言
厚生年金の資金運用を巡り、厚生年金制度ができた1942年当時の担当官僚が88年に
出版された書籍で、天下り先の受け皿作りや掛け金の使い切りを奨励する発言をしていた。
12日の参院厚生労働委員会で桜井充議員(民主)が指摘し、柳沢伯夫厚生労働相は
「国民の支持、理解を得られるものでは到底ない。乱暴極まりない」と答えた。
書籍は「厚生年金保険制度回顧録」(社会保険法規研究会刊)。そのインタビュー記事で、
厚生年金保険法が制定された当時の厚生省厚生年金保険課長が発言していた。
元課長は「(厚生年金の資金は)何十兆円もあるから一流の銀行だってかなわない。
厚生年金保険基金とか財団とかを作れば、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に
困らない」「掛け金を直接持ってきて(福祉施設などを)運営し、今のうちどんどん使って
しまってもかまわない」などと発言していた。
桜井氏が「最近も同様の発言をする官僚がいるのでは」と指摘すると、柳沢厚労相は
「(年金に)かかわったすべての官僚が(元課長と)同じ考えとは信じない」と述べた。
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