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★ 指導力占う「安倍銘柄」 中山補佐官が出馬表明(06/11 23:52)
中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は十一日、自民党本部で記者会見し、
夏の参院選に同党の比例代表候補として出馬すると正式表明した。
拉致問題解決への決意を示したい安倍晋三首相の要請を受諾した。
ただ支持基盤は強固といえず、選挙結果次第では首相の指導力が
問われることにもなりかねない。
会見で中山氏は「(国民から)支持を得られれば、北朝鮮へのメッセージになる」と述べ、
出馬の意義を強調した。当初は健康面での不安を理由に、出馬をためらっていたが、
「首相と拉致被害者家族会の強い要請を受けて決断した」と心境を語った。
党執行部は「拉致問題の顔」として中山氏の集票力に期待する。
ただ現時点では、組織票を期待できる支持団体はなく、
参院幹部も「拉致で票が集まるのか」と疑問視する。
家族会の横田滋会長も「(家族会として)選挙で誰を応援するとか、推薦するとかはない」
と個人レベルの応援にとどめる方針だ。
同党の参院選比例代表候補には、首相が郵政造反組の落選者の中で、
党内の反対を押し切って復党させた衛藤晟一前衆院議員もいる。
中山氏と並ぶ「安倍銘柄」だが、衛藤氏の出馬に地元大分県の公明党支部が反発したことから、
同氏は同県内で選挙運動ができない状況にある。
首相肝いり候補の両氏の出馬は「当選できなければ逆に首相の責任が問われる」
(中山氏周辺)だけに、もろ刃の剣になりそうだ。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)