07/06/12 01:20:07 0
・昔の女性たちは、30歳を超えると見た目もドンと腰回りが太くなり、性格も図太く、物事に
動じなくなるようなイメージがあった。ところが、最近の独女ときたら、私を含め、なんとも
頼りない。30歳を超えてるという意識がないどころか、頭の中は16歳。ジャニーズ系タレントに
うつつを抜かし、エビちゃん風ファションに身を包む。他人に甘え、おぶさり、いつも幸運を
待っている。嫌いな仕事はサボり、好きな仕事ではハシャギまくる。嫌な仕事が避けられ
ないときは、泣いて周りに救いを求め、それでも逃げられないときはズル休みをする。テレビも
映画も話題も暗いテーマは嫌いで、難しい話もごめんなさい。ゆるく、軽く、ふんわりと
生きられればそれでいい、というのが人生哲学。
「そういうゆるふわ系の『困ったちゃん』も増えたけど、ゴリ押し系の『困ったちゃん』も増えて
来たわね」。そんなふうに話してくれたのは、都内一流ホテルで後輩の指導教官をしている
小枝子さん(44歳)だ。「『困ったちゃん』といってもホテル勤務を志望するくらいだから、一見
マナーや言葉遣いは悪くないんです。でも意識がものすごく幼い。サービス業、接客業の
何たるかが、根本的な部分で理解できないんです」。
「つまり、お客様のご要望を受け止めようとする気持ちです。『困ったちゃん』のサービスは、
相手の気持ちを汲もうとするのではなく、自分の考えの押しつけなんですね。だからやること
なすこと、いちいちパフォーマンスチックで、暑苦しい。根本的な部分でお客様の気持ちを
捕えていないから、ピントがはずれまくる。日本人のお客様は、その場では文句を言わず、
後で本部にクレームをつけてくるんです。だから、もう毎日、この子の後始末で大変なんです」。
(>>2-10につづく)
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