07/06/11 19:58:52 0
・コムスンの数々の処分逃れ問題を受け、ようやく8日に記者会見を開いた親会社グッドウィル・
グループの折口雅博会長が、その後もテレビ出演を次々果たし、「言い訳」を繰り返している。
単なる事務的な管理問題で「故意」「悪意」はない、とした上で謝罪を重ねる折口会長の姿勢に、
行政の介護関係者は「よくもそんな事が言えたものだ」とあきれ顔だ。
「管理、事務処理の能力がなかった」「悪意はなかったが、結果的に不正が出て、介護を食い物に
しているといわれても仕方がない」。6月10日朝放送のテレビ朝日系「サンデープロジェクト」で
折口会長は、一対一で向き合って座った田原総一朗さんを前に何度も頭を下げた。田原さんは
「謝ってごまかそうとしている」と批判した。
8日の記者会見同様、同番組の中でも折口会長は、書類上の事務的なミスであることを
強調した上で「(客へのサービスに手抜きはなく)そこはきちんとなされていた」と強調した。
番組出演の後半では、コメンテーターの高野孟さんから「書類上の問題だけで利用者への
サービスに手抜きがなかったなら、詐欺とかインチキとは言えない」「(書類上の問題だけで
処分を受けるなら)制度が理解できない」と同情的なコメントを引き出すことに成功した。
司会の寺崎貴司アナウンサーには「事務処理能力の問題にすり替わっている気がする」と
疑われたが、折口会長は「悪意はなかった。人を減らしてもうけようという気もなかった」とした
上で「しかし責任はある。本当に申し訳ないです」と頭を下げて出演を締めくくった。
「処分逃れ」が明らかになっている5都県のうち、複数の自治体の担当者に話を聞いた。
「単なる書類上のミスだけでは、事務所指定取り消し処分に向けた動きには入れません」。
西日本のある県の担当者は、週末のテレビ番組は「チラッと」見た程度だが、8日の会見を
報じるテレビニュースや新聞報道ですでに折口会長の説明に違和感を感じていた。開業の
2カ月前に出した申請書に書かれていた担当者の名前が違っていたのを訂正し損ねていた、
という程度の認識を折口会長が示すことについて「そんなことなら注意して終わりです」と反論。
(>>2-10につづく)
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