07/06/11 15:12:24 0
URLリンク(www.iza.ne.jp)
人体の最もプライベートでデリケートな部分である性器の一部を切り取るという“究極の暴力”。
アフリカ大陸を中心に、今も約30カ国で毎年200万人もの少女が犠牲になっている因習だ。
その体験をつづった半生記「切除されて」(ヴィレッジブックス)は
欧州などでベストセラーに。日本語版出版を機に来日した。
「ほかのどんな痛みとも比べようがない激痛。あの時に未来や希望までも一緒に奪われてしまった」
セネガルの農村で伸びやかな少女時代を過ごしていたが、7歳のある日、
親類の家に連れて行かれ「これからサリンデ(「清める」の意)されます」と告げられる。
そこには同じ年ごろの少女が10数人集まっていた。呼ばれた順に入った小部屋からは、
狂ったように泣き叫ぶ声が聞こえた。
名前を呼ばれ、数人の女性に押さえ付けられ、麻酔もなしにかみそりで切り取られた。
13歳でパリ在住の20歳も年上の見知らぬいとこと強制結婚、渡仏。
夫からの性暴力に耐えて5人の子どもを産む一方、フランス語を教えたりして生計を立て、
37歳のときようやく離婚を成立させた。
今は性器切除や強制結婚廃止の活動を精力的に行っている。
「切除は女性への人権侵害。文化や宗教の違いではない。
根っこにあるのは女性を信用できないという男性の幼児性であり、
あなた方の社会でも起きている女性への暴力の延長線上にある問題なのです」。47歳。
URLリンク(www.iza.ne.jp)