07/06/09 16:44:32 ucyzyjbW0
>>492
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個人攻撃をするのは本意でないが、もう少し機転のきく車掌がこの快速電車に乗務していたら、この事故を防げたのではないかと思う。
私のように、ノートパソコンの作業に集中していた素人でさえ、脱線直前──残念ながら、わずか2~3秒前だったが──におかしいと気づいたくらい、わかりやすい異常運転であった。
いくら最後部の車両に乗務していて、常に運転状況に集中していなかったとしても、いつも同じ最後部に乗務しているプロなのであるから、塚口駅を通過して分岐ポイントをやりすごしているうちに、
いつもと違うとか、ブレーキがかかっていないのはおかしいとか感じるはずである。
真偽のほどは不明ながらも、事故直後の報道では、車掌は司令所に「脱線しそうだ」と連絡していたという話もある。もし、これは危ないと気づいていたのなら、
なぜ自分の判断で非常ブレーキを引けなかったのだろう。
何を結果論を言っているか、と思われるかもしれない。確かに、駅で電車がオーバーランをしたような場合に、
車掌がなぜ非常ブレーキをかけなかったのかと責められたりするのは、酷な話であると思うが、
この事故に関しては、あのカーブ直前に非常ブレーキを引けた(正確には列車緊急防護装置のスイッチを押せた)と確信する。
それほど、事故直前が異常な運転状態であったことは、私も他の乗客も実感しているのだ。
事故列車に乗務していたのが、機転のきかない車掌であったこと、そしてそのために、最後の砦が働かず、事故を未然に防ぐことができなかったのは、
大変な不幸であった。彼が所属する組合も、彼があまり優秀でないことを察知しているようで、車両最後部でどんな大けがをしたのかは知らないが、
未だに病院に入院させてかくまっているようである。これはこれで、4つの労働組合を抱えるJR西日本の、複雑な問題の一端が透けて見えており、
考えれば考えるほど暗澹となる。