07/06/09 16:29:59 ucyzyjbW0
>>473
生存者の手記より
URLリンク(www.kysd.net)
この名神高速の高架の先に右カーブがあることは、個人的な趣味で廃線跡探訪をしている私にとっては、
ここが線路付け替えがなされた場所であることもあり、よく知っていた。いや私だけでなく、
一般の方々も、それまで数分の間、全速力でブンブンにとばしていた電車が、結構大きなブレーキをかけてかなりの低速にまで減速し、
続いてカーブの横Gがかかるということで、車内アナウンスがなくとも尼崎駅に近づいたことを体感するポイントとして、
認識している人が多いのではないかと思う。
通常は、塚口駅を通過して、駅に関連する分岐ポイントをいくつかやり過ごしているうちに、ほどなくブレーキがかかり始める。
そして、名神高速の高架下が終わるあたりでブレーキが緩まり、続いて車輪をキーキーと軋ませながら問題の右カーブに進入するのであるが、
高架下にまで来ているのに、ブレーキが全くかかってないではないか。と思っているうちに、すでに電車は高架下をくぐりぬけ、
車内は明るくなってきている。ほんの一瞬考えた後に、えっ・・となった。