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★日中首脳会談:「戦略的互恵関係」の発展を確認
【ハイリゲンダム尾中香尚里】安倍晋三首相は8日午後(日本時間同日夜)、
ドイツのハイリゲンダムで中国の胡錦濤国家主席と約40分間会談した。
両首脳は「戦略的互恵関係」を発展させることを確認するとともに、
首相が「来年春ごろの主席訪日」を招請。今秋予定している首相の訪中については、
主席が「ゆとりを持った日程を組み、地方の国民と接する機会を持ってほしい」と求めた。
また、地球温暖化問題では、主席が日本の提案について「真剣に検討する」と述べた。
台湾と歴史問題について主席は「適切に処理することが日中関係を維持する政治的な基礎だ。
日本がこれまでの立場を順守し、具体的な政策と行動で体現することを望む」と強調した。
台湾の李登輝前総統来日と靖国神社参拝への言及はなかったが、日本の対応への不満を
示したものとみられる。首相は中国と台湾との早期の対話再開に期待を表明した。
また拉致問題で、首相は北朝鮮の姿勢を強く非難したうえで
「拉致問題が進展すれば過去の清算を含め誠意を持って取り組む用意がある」との立場を伝え、
主席は「必要な協力の提供」を約束した。
一方、華僑向け通信社、中国新聞社電によると、会談で錦主席は4月の温家宝首相の
訪日について「日本政府と国民が情熱的に迎えてくれた」と感謝の意を伝えた。
日本の各界が日中関係改善のために努力する姿勢も評価した。
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