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★JCが歴史教育アニメ 授業での上映依頼
・「日本青年会議所」(日本JC、会員約4万人)が制作し、戦後の「贖罪意識」を批判的に
取り上げたアニメDVDを使った上映会が各地で進められ、中学校1校で授業として実施
されていたことが分かった。アニメは「いまの教科書の近現代史は自虐的すぎる」として、
日清・日露戦争から東京裁判までの過程を検証する内容。日本JCの取り組みは、今年度の
文部科学省の教育プログラムのひとつに選ばれている。しかし、教育現場からは「一面的な
内容で違和感を持った」といった声があがっている。
アニメは「誇り~伝えようこの日本(くに)のあゆみ~」の題名で28分の短編。戦後、連合国軍
総司令部(GHQ)が「戦争で残虐行為を働いた凶悪な日本兵というイメージを日本国民に
植えつけた」といったセリフが登場。こうした「洗脳教育」が「日本人から自信と誇りを奪った」と
訴えている。
今年2月27日、島根県出雲市内の中学校の5、6時間目を使った社会科の授業で、2年生
58人を対象にこのアニメが上映された。生徒らは上映後、配られたアンケート用紙に、「今まで
ずっと日本が悪いと思っていましたが、違いました」「今までは『何で日本は戦争なんかしたのか』
と、とても悪いイメージを持っていました。でも、日本がすべて悪いわけではないと思いました」
といった感想を書き込んだ。
同校の校長によると、昨年12月、地元のJCから授業について強い要望があり、事前にアニメを
見て「内容は一面的なところがあって多少違和感を持ったが、地元のJCは大切な存在だ」として
受け入れたという。今では、アジアに与えた被害が扱われていなかったアニメを授業でそのまま
流したことについて「深く反省している」とし、今後について学校は「生徒が戦争の惨禍をどう受け
止めているか、アンケートをして、認識が不十分であれば授業で補いたい」としている。
日本JCによると、アニメは06年に制作。会員らでつくる「近現代史検証委員会」が歴史を検証し、
シナリオを書いたという。(>>2-10につづく)
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