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★注射針虐待 逃走の母を拉致、監禁 男2人逮捕
大阪市阿倍野区のマンションで、母親と同居していた男が治療と称して点滴用注射針を刺し、
長女(10)を虐待した事件で、この母親(38)=傷害、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕=が
車で拉致、監禁されていたことが大阪府警の調べで7日、分かった。
府警は逮捕監禁容疑などで兵庫県川西市の自営業、新田仁志容疑者(40)ら2人を逮捕。
逮捕監禁は新田容疑者らが母親と同居していた無職、加地正一容疑者(45)=同=の
借金の取り立て目的だったとみられる。
加地容疑者本人も事情を知っていた可能性があり、府警は同容疑者の関与についても追及する方針。
長女の虐待についても、複雑な家族関係が背景にあったとみている。
調べでは、新田容疑者は知人の水野晶弘容疑者(35)とともに、4月21日午前2時半ごろ、
大阪市中央区の路上で母親を無理やり乗用車に乗せて拉致。部屋に閉じ込め、同日午後4時ごろ
解放するまで約12時間監禁などした疑い。
当時、母親は長女を虐待していた疑いで逮捕状が出ており、加地容疑者と逃走中。
監禁事件の翌日、大阪市内の親類宅にいるのが見つかり逮捕された。
母親の供述から監禁事件が発覚し、府警は5月26日、新田容疑者らを逮捕した。
新田容疑者は以前から加地容疑者が賭博で重ねた借金の返済を迫っていたという。
一方、母親はこれまでの調べに対し「(新田容疑者から)加地容疑者も事情を知っていると
聞かされた」などと話しており、府警は加地容疑者が犯行を教唆した疑いもあるとみている。
母親と加地容疑者は2月上旬、自宅マンションで長女の腕に点滴用の注射針を刺したとして
逮捕され、5月に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕。長女の体内から微量の覚醒剤と
精神安定剤「エチゾラム」の成分が検出されたことも分かっている。
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