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東京都板橋区のマンション一室で大量の血痕がみつかり住人の男性が所在不明となっている事件で、現場の
部屋が架空会社の所在地として登記されていることが７日、警視庁捜査１課と高島平署の調べで分かった。部屋の
名義人の大久保憲義さん（２９）が不自然な養子縁組を繰り返していたことも判明。捜査１課は、こうした不可解な
実態が事件の背景にあるとみて調べている。
調べでは、部屋は大久保さんを代表とする会社の所在地として登記されていた。名目上はコンピューター関連と
され、室内にパソコンも置いてあったが、会社関係の書類もなく活動の実態がなかった。
また、大久保さんは養子縁組を繰り返していたが、「養父」にあたる男性は大久保さんについて「全く知らない人物。
養子縁組されたことも知らなかった」という。
捜査１課は遺体が大久保さんの可能性もあるとみており、生活実態の解明を急ぐとともに、ピンク色のワゴン車で
逃走した３人組の男の割り出しを進めている。
(2007/06/07 13:40)
ソース：
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