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遺憾
遺憾(いかん)とは、一般には、「思い通りに事が運ばなくて残念だ」という意味である。
英語では、regret、shame、indifferentなどの表現で表される。
外交における「~は遺憾である」という声明は「~は為されるべきではなかった」という見解の表明である。
自らの行為に対しての言及であれば非を認めたこととなり、相手の行為に対する言及であれば非難となり、
第三者の行為に対する言及であれば旗幟の表明となる。
ただし、いずれの場合も劇的な対処を行わず事態を収拾せんとする意向を暗示するものであることが多い。
英語の表現では、express regret、あるいはexpress concernなどが用いられる。
外交表現においては、その言葉の中に直接語られていないものの、暗黙の内に示唆されている部分に真意が隠されていることが多く、
これを読み誤ると外交関係の中での対話の意味を取り違えることになる。
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大辞林 第二版 (三省堂)
いかん ゐ― 【遺憾】<
(名・形動)[文]ナリ
思っているようにならなくて心残りであること。残念な、そのさま。
「このような結果になりまことに―に存じます」「―の意を表する」「―なきを期する」「―千万(せんばん)」
―ながら
残念ながら。
「―出席できません」
―無く
十分に。十二分に。申し分なく。
「実力を―発揮する」
―の意(い)を表(ひよう)・する
残念であるという気持ちを表す。
〔自分の行動を釈明してわびる場合にも、相手の行動に対して非難の気持ちを表す場合にも用いる〕