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★一日も早く退陣させないと国が危ない
追い詰められた安倍首相が連日のごとく、場当たりな目くらましの政治を始めた。
その最たるものが「消えた年金」5000万件の救済策なるもの。1年以内にすべて記録と
照合すると約束した。だが、冗談にも程度がある。
「やれるはずがありません。全件調査を実行するには1日あたり13万7000件を処理する
必要がありますが、人海戦術には限界がある。社保庁職員だけでやれば10年以上かかるとい
われています。だから先々週あたりまでは、安倍首相も“申し立てがあった人すべてにお支払
いをしろというのか”と言い、柳沢厚労相も“膨大な作業なのでいつまでかかるか分からない
”と拒否していたくらいなのです」(霞が関関係者)
大ボラはこれだけではない。社保庁は、問題になっている年金の被害推計を25万人と算出
。政府はこの25万人に対して60億円を負担して救済するという。だが、この推計に「消え
た5000万件」は対象外だ。記録を調査確認するだけで1000億円の税金が必要だという
。5000万件の損害に対してすべてを税金で救済するとしたら、とてつもない莫大な費用が
生じるのだ。その予算はどこからもってくるつもりか。これだけみても「消えた年金」の救済
策は成り立たないのである。にもかかわらず、腰を据えた議論はそっちのけで、実現不可能な
一夜漬け法案を大ボラ首相はドタバタと慌てて衆院を通過させたのだから呆れてしまう。
「すべては参院選のためです。支持率急落に松岡農水相の自殺とダブルパンチでいよいよ尻に
火が付いた。やれないことでも、やるという改革ポーズだけは見せて選挙を乗り切ろうという
考えなのです」(政治評論家・有馬晴海氏)
悪いことは言わない。参院選惨敗に追い込まれるのがイヤなら、自民党、公明党の国会議員は
一日も早く世間知らずのお坊ちゃん首相を退陣させることだ。
ソース URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)