07/06/04 09:30:16 jqrNs85S0
>>541
国際法上、ノルウェーは商業捕鯨のモラトリアムを「留保」しているので、
国際法に違反しないかたちで商業捕鯨が出来るのです。
日本も留保したかったのですが、アメリカの圧力に負けて留保を取り下げてしまいました。
ですから、日本がIWCの取り決めに従わずに商業捕鯨を開始すれば、それは国際法違反になってしまうわけです。
強いて言えば、モラトリアムは1990年までに見直されることになっていたのですが、
この作業は反捕鯨国の引き延ばしのため遅々として進まず、今では停止状態と聞きます。
それを理由としてモラトリアムに留保を宣言することができれば
(国際法上それが可能なのかどうか私にはわかりませんが)
IWCに残ったまま、ノルウェーのように商業捕鯨をすることが出来るかもしれません。
また、IWCを脱退すれば、もうIWCが決めたモラトリアムには拘束されませんから、合法的に商業捕鯨ができます。
いろいろ難しいんです。