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蕨(わらび)市
二つの小さな川に挟まれた土手に囲まれた集落が始まり
名前の起こりは「在原業平が東下りの折、一夜の宿(野宿?)で寒いため薪を燃やそうとしたが湿地で木が無い為、藁を燃やして寒さを凌いだ」と謂う伝説がある。(真偽は定かではない)
中世、足利幕府と通じた関東管領上杉憲忠を殺して古河へ逃げた鎌倉公方の足利成氏を討つため関東探題を命じられた渋川義鏡が居城とした。
城としては秀吉の小田原攻めまで大田氏の支城として続いた。
余談だが有名な大田道灌は上杉家の家老としてやはり成氏を討つため最前線の岩槻、川越、江戸に築城した。