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・けがで両前足を切断し、獣医師から安楽死を勧められながら、義肢の助けでたくましく生きている
猫がいる。岐阜県可児地方の30代の女性が飼う「チビタ」。女性の献身的介護と義肢の工夫、
何より小さな命自身が大きな奇跡を起こした。
今年1月、「とらばさみ」にかかったのか、外から戻ったチビタの前足はつぶれ、血が通わなくなっていた。
切断となれば、自分で排せつや食事、体を動かすことができなくなる。飼い主の負担を考え、かかりつけの
獣医師は安楽死を勧めたが、女性は「義肢を付け生かしてやりたい」と申し出た。
獣医師は「猫の義肢は例がない。あっても猫は自分で外してしまうから、うまくいかない」と反対した。
義肢が外れれば肉球に代わるクッションがない足先に過度の負担がかかり、骨が皮を突き破って
しまうからだ。だが女性は決意した。「一生介護でもいい。絶対死なせない」
チビタは、2月に足首から先を切断する手術を受け、女性は、母親のように24時間付きっきりの介護をした。
仕事も辞め、睡眠不足から女性自身が体調を崩した。
義肢を作ってくれるメーカーはなく、人間の義肢を製作する企業や手先の器用な知人の協力を受け、
試行錯誤で独自の義肢作りに取り組んだ。前足の先に負担がかからないようにクッション素材を使用。
当初は金具で固定するために関節が伸びた状態だったが、改良を続けて現在は、長靴のように履いて
関節を曲げることができるタイプに進化している。チビタの方も、義肢を自分の物にし、日を追って自力で
できることが増えており、獣医師も「予想外」と目をみはる。
女性のブログでは、5月に入ると、中庭から家の中にジャンプする動画も登場した。「最初は考えられ
なかったことが実現しています」と喜びがつづられる。「五体満足で生きているありがたさはチビタが
教えてくれました。チビタから学ぶことはたくさんあります」
アクセスランキングによると、女性のサイトは4453サイト中31位。闘病猫部門では43サイト中1位
(2日現在)と注目を集めている。(一部略)
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