07/06/01 01:55:11 VH9qM6vq0
アメリカはなぜ原爆を落としたか。
技術テスト兼デモンストレーションだ。
日本はいかに有利な条件で講和するかを考えながら対米戦争を始め、
ミッドウェー、ガダルカナル、フィリピンの敗戦を経て、
敗北するにしてもどのような形で講和するかを模索しはじめていたし、
沖縄戦の敗北を経てソ連に講和の仲介を依頼するなど、事実上日米戦争は決着がついた。
しかし講和を許さなかったのはアメリカだ。
アメリカはなんとしても原爆投下まで戦争を継続する必要があった。
爆縮形とガンバレル型両方の技術試験を実地で行うとともに、
戦後体制における有利な位置を占めるため、特にソ連に対する示威を行う必要があったからだ。
したがって日本側の講和に向けた動きを諜報により全て知っていながら、
交渉においては日本が絶対に飲めないと知っている条件をつきつけていた(皇室の存続に対する無保証)
して、原爆が無事投下され完全に機能することを確認してのち、
日本側が飲める条件(日本の政体は日本国民の総意によって決めるという条項=国体護持の可能性)
を示し、講和するに至った。
というのが俺が理解しているところなんだが、異論ある?