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京都府城陽市寺田の市立今池小で、6年生の一部が荒れ、保護者の8割以上が
「安全面で不安」などとして修学旅行の延期や中止を求めていることが30日分かった。
同小は旅行を6月7日から予定通り実施する方針だが、保護者から疑問の声が出ている。
同小の6年生は2学級計67人。同小によると、4月から学級で一部の児童が、授業中に
校内をうろつく、担任や児童に暴言を吐いて殴ったりけってけがをさせる、物を投げて教室の
窓ガラスを割る、校内の備品を壊すなどの問題行動を起こしている。
保護者らによると、同小は4月末、6年生の保護者を集めた懇談会で「荒れ」の状況を
説明し、修学旅行実施の是非を尋ねた。保護者有志が後日、全員の意見を集約したところ、
旅先での事件を心配して8割以上が「現状では子どもが危険」などの理由で延期または
中止を希望したため、5月21日に学校に伝えた。
しかし、翌22日の修学旅行説明会で学校側は「『旅行に向けてがんばろう』とした方が
良い」などと、予定通り実施する方針を示した。25日の懇談会で保護者から「こんな状態
でなぜ連れて行くのか」など疑問の声が挙がった、という。
修学旅行は6月7、8両日に伊勢志摩地方(三重県)を巡り、志摩スペイン村なども訪れる。
城陽市教委は、同日に同じ電車で修学旅行に向かう予定だった他3小学校の児童とのトラ
ブルを避けるため、今池小のみをバス移動に変更するなどし、職員2人以上を同行させる方針。
今池小の三浦治校長は「延期すれば児童が反発し(状況が)さらに悪くなる可能性が
大きいと判断した」と話している。市教委は「学校の判断を尊重する」としている。
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