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★松岡農相自殺:郵政機に「親小泉」 安倍政権誕生に尽力
「私が父(晋太郎元自民党幹事長)の秘書をしている時代からの付き合いです」。
安倍首相は28夜、記者団に語った。松岡氏は自民党安倍-三塚派に属し、
首相は松岡氏の衆院議員の1期後輩。松岡農相が初当選したころには、晋太郎氏の秘書だった。
松岡農相は林野庁OB。90年衆院選(当時は熊本1区)に立候補した際には
松野頼三元防衛庁長官ら自民党のベテラン議員をおしのけ、最下位ながら初当選した。
その後は党農林部会長や農林水産政務次官、副農相を歴任し、自民党の農林族議員として
頭角を現した。
98年に三塚派が分裂し、江藤・亀井派が結成された際には、亀井静香元建設相
(現国民新党代表代行)らと行動を共にし、亀井氏側近といわれた。
また、当時、小渕派(現津島派)の中堅幹部になっていた鈴木宗男衆院議員(現新党大地代表)とも
親密な関係を結び「東のムネオ、西の松岡」とも称された。
小泉内閣発足当初は「反小泉」の抵抗勢力の中堅に位置していたが、次第に軌道修正。
05年の郵政国会、郵政解散を機に「親小泉」に転換した。衆院郵政民営化特別委の理事に起用され、
小泉純一郎首相(当時)を全面支援するようになる。
亀井派は「反小泉」の亀井氏、平沼赳夫元経済産業相らと、小泉支持の伊吹文明現文部科学相、
谷津義男現党選対総局長、松岡農相らに分裂。松岡農相は、国民新党を結成した亀井氏と
その時を機にたもとを分かった。
昨秋の自民党総裁選では、伊吹派幹部として他派閥の議員との連携に積極的に動き、
安倍総裁誕生に尽力した。組閣前には官房長官だった安倍首相を官邸に足しげく通い、猟官運動を行った。
政治とカネの疑惑が取りざたされながらも、論功行賞により初入閣で念願のポストを射止めた。
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