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静岡県御殿場市で平成13年、仲間9人と当時15歳の少女に乱暴しようとしたとして、
強姦未遂の罪に問われた当時16歳の元少年(21)に対する判決公判が29日、静岡地裁
沼津支部(姉川博之裁判長、異動のため原啓裁判長代読)で開かれ、元少年に懲役2年6月、
執行猶予4年(求刑懲役3年)が言い渡された。
検察側は論告で「性欲を満たすための身勝手極まりない動機」と指摘。弁護側は、少女が
被害日を偽っていたと証言し、検察側が発生日を訴因変更したことから「事件そのものの
存在にも疑いがある」と無罪を主張していた。
論告によると、元少年は13年9月9日夜、仲間の少年9人と、御殿場市内の公園で少女に
乱暴しようとした。
被告の元少年は16年3月、静岡家裁沼津支部の少年審判で無罪に当たる不処分決定を
受けたが、検察側が抗告受理を申し立て、東京高裁が同12月に不処分決定を取り消し、
同家裁に審理を差し戻した。同家裁支部は17年6月、元少年の検察官送致(逆送)を決め、
静岡地検沼津支部が同9月に起訴していた。
元少年とともに逮捕された9人のうち、4人は静岡地裁沼津支部で懲役2年の実刑判決を受け、
東京高裁で係争中。5人は少年院送致や保護観察処分となったが、うち1人は処分取り消しの
申し立てが受理され、今年1月、家裁沼津支部が審判開始を決めている。
ソース URLリンク(www.sankei.co.jp)