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日本郵政公社東京監査室多摩分室は２８日、特定郵便局の金庫から現金計１１６７万円を
盗んだとして、東大和芋窪郵便局長増田幹夫容疑者（４３）（東京都西東京市芝久保町２）を
窃盗容疑で逮捕、東京地検八王子支部に送検したと発表した。
増田容疑者は２７日付で懲戒免職となった。
調べによると、増田容疑者は今月８～２５日ごろ、東京都東大和市内の同郵便局で、
他の局員の帰宅後に金庫を開けて、複数回にわたって現金を盗んだ疑い。
局員が紙幣を数える練習で使う模擬紙幣や白紙などに入れ替えていた。
増田容疑者は２６日、同市内の別の郵便局長に「金庫内の現金の中身が模擬紙幣になっていた」
と話したのを受け、同監査室が事情聴取。増田容疑者自身が盗んだことを認めたため、
同日逮捕した。
増田容疑者には消費者金融などから借金が約７００万円あり、盗んだ金の多くは返済に
充てたという。
読売新聞
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