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★安倍政権に打撃 責任問題も 松岡農水相自殺(05/28 14:40)
不明朗な政治資金問題を抱えていた松岡利勝農水相が二十八日、東京都内の
議員宿舎で自殺を図ったことで、松岡氏を一貫して擁護した安倍晋三首相の
責任が問われるのは必至な情勢だ。七月の参院選まで二カ月を切る中、
安倍政権への深刻な打撃となりそうだ。
松岡氏は二十三日、衆院予算委員会の「政治とカネ」に関する集中審議でも、
多額の事務所費や光熱水費問題について「法律に基づき適切に報告している」と
従来の見解を繰り返し、詳しい使途の内訳公表をあらためて拒否。
首相も「法律で求めるところによって、説明を果たされたと理解している」と擁護を続けた。
松岡氏は独立行政法人「緑資源機構」の官製談合事件をめぐっても、
同機構の建設工事を請け負った熊本県内の十四業者が、
三年間で約千三百万円の献金をしていたことが明らかになっていた。
このため与党内では「松岡氏の問題が報道されるたびに支持者から抗議の電話がくる」
(道内選出の自民党国会議員)と、参院選への影響を懸念する声が噴出。
自民党の金子一義衆院予算委員長は二十六日、今国会閉会後の松岡氏の自発的な辞任を求めていた。
松岡氏をかばい続けた首相に対する野党の追及は必至。
また与党内でも首相の姿勢を問う声が高まることが予想される。
北海道新聞 URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)