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電話機の「コードねじねじ現象」が発生する理由
電話機と受話器をむすぶコードがいつの間にかねじれてしまう“怪現象”を経験したことは
ないだろうか。普通に使っているはずなのに、カール式のコードがどんどんねじれて、
ついには受話器を持ち上げるのに支障をきたすほど、ダンゴ状になってしまうという現象だ。
オフィスでは有線のビジネスホンが多いため、「コードねじねじ」現象が発生する頻度が特に高い。
しかも、同じ事務所の中で同じ機種を使っていても、従業員Aさんはやたらコードがねじれるのに、
従業員Bさんにはまるで起こらないなど、発生頻度にはかなり個人差がある。まさしく“怪現象”だ。
こうした現象が起こる原因の1つは、持った受話器をもう一方の手に持ち替える際、無意識に
反転させていること。実際にやってみるとよく分かるが、例えば右手で受話器をピックアップし、
耳に当てるとコードは時計と反対方向に約90度回転する。その後左手に持ち替えて再度耳に当てると
さらに約90度回転することになる。切る時にそのまま左手で電話機本体に戻すと、通話前の状態から
コードた約180度ねじれた状態になる。次の通話も右手で受話器を取り、左手に持ち替えて置く
さらに180度ねじれる―。こうしてコードがどんどんねじれていくわけである。
通話を10回すれば、上の半回転行為が計10回、つまり5回転分ねじれるというわけだ。
電話の頻度にも拠るが、1週間も経てば、コードが見事にダンゴ状になってしまっても
不思議ではない。使い方のクセがこの“怪現象”を生み出しているのである。
(以下>>2以降につずく)
5月28日13時3分配信 ITmedia Biz.ID
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