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・先週、トンデモない事件が発覚しました。ステーキ店「ペッパーランチ」大阪心斎橋店の店長と
友人のバイトが、閉店間際に来店した女性客に睡眠薬を飲ませたうえ、拉致、監禁、暴行を加え、
財布からお金まで盗んでしまったというものです。
「ペッパーランチ」は、現在急速に店舗を拡大中で、本部であるペッパーフードサービスも昨年東証
マザーズに上場したばかり。店長は、かつてペッパーフードの社員として働き、心斎橋店の委託
経営者となっていました。いわば身内が引き起こした事件だったわけで、記者会見でお詫びをして
いた一瀬社長の悲痛な表情が心に残っています。
責められるのは、本人たちであり、本部も監督責任を問われて仕方がないと思いますが、気になった
のは、この事件の「風評被害」です。ブログ等でこの件について書き込みをしている人たちの発言を
見ると、「夜は怖くて、店に入れなくなった」という声がそこかしこにありましたし、編集部の女性陣も、
「ちょっと怖いね」とささやいていました。
近年、「おひとりさま」と呼ばれる、女性の一人客が増え、一つの市場を作りつつあるだけに、余計に
影響が大きいかもしれません。今週に入ってからは、さほど騒がれていないのが幸いですが、事件の
続報が出てくると、またぞろ騒ぎになる可能性も十分にあります。
飲食店は「安心して入れる場所」という信頼感があるからこそ、成り立っています。こうした事件が続く
ようだと、その信頼感も崩れかねません。こうなると「ペッパーランチ」だけの問題ではなくなってきます。
以前、宅配ピザの社長と話をしていて、こんな話を聞きました。「宅配ビジネスは、信頼感のビジネス
です。いくら店名を名乗るとはいえ、赤の他人が訪問しても簡単に家のドアを開けてもらえる。だから
こそ、信頼を失わないよう、宅配スタッフの服装や接客にはとても気を使う」と。店も同じことですよね。
外食産業は信頼感を生み出しながら成長してきたとも言えます。
簡単に起きる事件ではないとは思いますが、こうしたことが二度と起こらないことを望みます。(一部略)
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