07/05/26 19:14:28 0
なんだ、サルのことじゃんか、と思うことなかれ。
サルと人間は成長していく上での母子関係などに共通点が多く、
行動様式もとても近いそうなのだ。
「サルと文化の関係を人間に置き換えて言えば、新しい発見をしたり、
果敢にチャレンジしていくのは若い女性。そこから文化が生まれたり、
世の中を変えることができるのでは、と言えるでしょう。特に出産経験のない若い女性は、
守るものがない身軽な状態だからこそ、いろんなことに挑戦できるのだと思います。
子育てを終えた50~60台の女性が韓国ドラマに魅せられ、韓流ブームを作り出したのはいい例です。
彼女たちが異口同音に言うのが『結婚前の自分を取り戻した感じ』。
こう話す女性たちが取り戻したのものは、『風習にとらわれない、
新鮮なものに触れる喜び』なのではないでしょうか」。
つまり、若い女性は守るものがないからこそ、新しいものを試し、
未知の世界に飛び込んでいけるというわけだ。
一方、子を産み、育てている最中の女性の場合、目の前のわが子を守らなければならない。
育児に関する情報に関心が集中するため、子育て以外の分野に視野を広げたり、
今までにない発想を展開する余裕がなくなる場合が多い。
子を産み、育てることは素晴らしいこと。けれど、その代わりに未婚の女性、
子供ナシの女性には、「柔軟な発想力」「新しいものに取り組むチャレンジ精神」が備わっている、
と小山さんはエールを送る。
日ごろ、「負け犬」という言葉に、ちょっとナーバスになってしまう独女。
けれど、独女であることは、柔軟でバランス感覚がいい証なのだ。
男性や子育て中の女性よりも、多く備わっているこの
オトクな能力を人間関係や仕事にぜひ活かしちゃいましょう!(吉田渓)
[終]