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・「2ちゃんねる」管理人のひろゆきさんが自身のブログで、「横文字を多用する人はコミュニケーション
能力が低い」と書いたことが話題になっている。ここでいう横文字とは「歪められた生へのメタファは、
ブロガーの生へのルサンチマンを肯定する」みたいな外国語を多様するケースをさす。
5月24日付けのブログ「ひろゆき日記@オープンSNS。」に 書かれた。自戒を込めつつ、IT系の人には
横文字を多用する人が多いとし、「専門用語を知らない人がいる場所で横文字を多用していると、
日本語での意味を知らないんで使ってるんじゃないかという気がしてきます。独白は別にして、言葉と
いうのは、他人に何かを理解してもらうために吐き出すものなので、相手の理解できる言葉で投げ
なければ意味がありません」
そして「普通の日本人同士で日本語以外を使うのはどうかなぁ、、と」と結んでいる。
「2ちゃん」のカキコミを見ると、いつもならひろゆきさんバッシングが目立つのに、なぜか賛同する
カキコミが多数だ。
本当に「横文字を多用する人はコミュニケーション能力が低い」のか。
「日本コミュニケーション研究所」理事長の四條文さんに聞いてみた。
横文字というのは「定義が曖昧なままで使え、しかもカッコよく見えるという便利なツールなんです。
政治家も多用して『ズルイ』といわれたりもするのですが、話した相手に意図が伝わらなくても自分の
責任ではない、という事を前提にして使う人もいます」という。
しかし、横文字を多用する人がコミュニケーション下手かどうかはケース・バイ・ケーなのだそうだ。
同じ業界人が会話をする場合は、共通の横文字を使ったほうがコミュニケーションがしやすかったり、
意図的に「異質な人」を排除したい場合なども横文字は効果を発揮する。また、最初から外国語
だったものについては、無理に日本語に直すとこれまた誤解が生じたりする場合もあるというのだ。
「話す相手、場面に合わせ、横文字を使い分ける事が重要なのです」
あくまでコミュニケーションは横文字だけが問題ではなく、相手に対する思いやり、場を読むことが
必要と四條さんは強調している。(一部略)
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