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2007年05月23日20時45分
交通事故で死亡した子どもの写真を自らのホームページ(HP)に無断転載したなどとして著作権法違反などの
罪に問われた東京都羽村市の元小学校教諭渡辺敏郎被告(33)の初公判が23日、東京地裁であり、被告は
起訴事実を全面的に認めた。渡辺被告はHPを作った理由について「自分と同じ性質の(人の)存在を確認して、
孤独感を和らげたかった」と説明した。
検察側は、渡辺被告が子どもや子どもの遺体の写真に性的興奮を覚える性格と指摘。冒頭陳述などによると、
00年ごろ、自ら撮影した写真やネット上で掲載されている子どもの遺体の写真を取り込んで紹介するHPを
開いたところ、多いときは1日に200件のアクセスがあった。06年に閉鎖するまでアクセスは計20万件に達した。
押収されたパソコンには80万枚もの子どもの画像が残されていた。
渡辺被告は被告人質問で、中学生になる前後、その性格を自覚するようになったと説明。だが、社会的には
理解されないと考え「認められていないという閉塞(へい・そく)感があった」と語った。さらに「生身の子どもには
興奮を覚えなかった。子どもの写真を見ると、自分の理想の子どもを自分の中で作り上げ、性的感情が高まった」
と話した。
初公判の終了後、被告に自分の子どもの写真を無断掲載された遺族らが記者会見した。交通事故で次男を
亡くした片山徒有(ただあり)さんは「どういう心理で罪を犯したのか納得できない」と憤った。遺族らは「ネットの
無法地帯に一石を投じたい」として、今後は有害サイトへの規制強化を求める考えを明らかにした。
ソース:
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