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松岡利勝農水相は22日の閣議に2006年度の「水産の動向」(水産白書)を提出し、了承された。
白書は、魚介類など水産物の争奪戦が世界規模で激化し、国際価格の急上昇で日本の輸入業者が
手を出せず、欧米や中国に奪われる「買い負け」が起きていると指摘。漁獲量は頭打ちとみられ
るため、需給は将来さらに逼迫(ひっぱく)し、一段の価格上昇を招くとみている。
魚介類の消費量は、BSE(牛海綿状脳症)による食肉不安や健康志向を背景に欧米で増加。高級
食品と位置付けられる中国でも経済発展から拡大しており、ライバルの相次ぐ台頭で「日本が自由
に魚を買える時代は終わった」(水産庁企画課)という。水産物価格が15年までに年3.0~3.2%
上昇するとの国連食糧農業機関(FAO)による予測も紹介。現在1尾100円の魚は15年に130円強に
上がるという。
■ソース(Yahoo!・時事通信)
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