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★朝日新聞、キヤノン御手洗会長ネタに商売上手 「強いニッポン」では持ち上げ…
・朝日新聞が昨年7月にスタートさせたキャンペーン記事「偽装請負」がまとめられ、
朝日新書から出版された。キヤノンなど企業の実名を出し、労働現場の問題点に
迫った話題の連載だったが、なんと同新書ではキヤノン会長で日本経団連会長でも
ある御手洗冨士夫氏の著書も出していた。
偽装請負とは、表向きは企業と労働者側が請負契約を結びながら、実態は企業が
労働者を指揮命令下に入れて、派遣状態で使用していること。
違法だが、製造業やIT産業では労働コストを圧縮するために広く行われてきたという。
同紙のキャンペーンなどをきっかけに労使双方が対策に乗り出すことになった。
朝日新書の新刊「偽装請負-格差社会の労働現場」には、同紙特別報道チームが
迫った労働現場の問題点が描かれており、中でも、キヤノンと御手洗氏については
厳しく取り上げられている。文中には「取材する側から見ると、キヤノンの迷走はまだ
終わっていない」との記述もある。
ところが、同新書からは昨年10月、御手洗氏の「強いニッポン」も出版されている。
同書の末尾には「日本を『希望の国』にしよう。経団連会長が次世代リーダーに贈る
再生・発展の壮大なビジョン」と紹介されているうえ、前出した「偽装請負」のカバーにも
「好評既刊」のトップに「強いニッポン」が並んでいる。
朝日のバランス感覚というべきか、商売上手というべきか…。
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