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★LDの生産が全世界で終了。最終プレスは川中美幸
・1970年代に開発され、1985年より業務用カラオケソフトが発売開始。その後、一時代を築いた
レーザーディスク(光学式ビデオディスク)が遂にその歴史に幕を閉じた。
カラオケの一大ブームとともに、1990年の最盛期には年間生産量が3000万枚を超えたレーザー
ディスク。しかし、録再型でなかったことやレンタルが禁止されていたことなどから、その価格は
高止まりし、90年代半ばにDVDが登場すると、市場は急速に縮小。メーカー各社はレーザー
ディスク製造から撤退していった。
そうしたなか、世界で最後となる製造を続けていたメモリーテックが、製造ラインをついに停止。
3月末にテイチクエンタテインメントの西山社長ほか、音楽業界関係者が参加したレーザーディスク
生産停止式が行われた。この日の世界最終プレスとなったタイトルは川中美幸の「金沢の雨」。
本盤をもってレーザーディスクの生産は最後を迎えた。
なお、このメモリアルプレス盤はメモリーテックにより記念プレート化され、テイチク西山社長より
川中美幸に手渡されている。
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