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東京都が１２年に開場を目指す豊洲新市場建設予定地（江東区）の土壌汚染問題で、
都の専門家会議（座長・平田健正・和歌山大システム工学部教授）の初会合が１９日、
都庁で開かれた。地下水調査や土壌に含まれていることが確認された揮発性有害物質
ベンゼンの処理など都の調査や対策の一部について「不十分」との意見で一致した。
詳細な調査の結果次第では、都に新市場の基本設計見直しを求めていくことを確認した。
都が新市場での「食の安心・安全の担保」を目的に、土壌汚染問題を検証するのは、
０１年２月の豊洲移転公表後初めて。専門家会議は、都の安全対策の妥当性や汚染状況
の再調査の必要性について、今秋をめどに都に答申する。
■ソース(毎日新聞）【夫彰子】
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