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『さよなら、サイレント・ネイビー』伊東乾・著
オウムは信者に残虐映像をくり返し見せてマインドコントロールしていた。
このとき脳に何が起きるのか。著者は被験者に、イラクで香田証生さんが殺害されたときの音声動画を見せた。近赤外光を使って、脳血流の測定実験をするためだ。
すると視聴中「意識の座」とされる前頭前野で、酸化ヘモグロビンの量が減り、脳が「窒息」していた。
恐怖による思考停止状態に陥っていたのだ。オウムのやり方はある意味、理にかなっていたのである。