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過労自殺:逆転、労災認定…出版社アルバイト女性
東京都内の出版社でアルバイト勤務していた東京都杉並区の女性(当時26歳)がうつ病で
死亡したのは過労などが原因として遺族が起こした労災申請で、東京労働者災害補償保険審査官が、
新宿労働基準監督署の昨年1月の不認定処分を覆し、労災認定をしていたことが16日、分かった。
代理弁護人によると、うつ病などの過労死を巡る「逆転認定」のケースは異例という。
弁護人によると、女性は01年11月に都内の漫画雑誌の出版社に入社。3年後の04年10月から
別の社と掛け持ちしてアルバイトで働くようになった。女性は同29日に自殺したが、同月の2社
合計の労働時間は307時間(時間外労働147時間)に及んだ。
審査官の決定書では、長時間労働に加え、広告記事を巡る誤記載の責任を取らされた
心理的負担などを総合的に判断し、「労災認定」に相当すると判断した。
この日、八王子市内で会見した女性の母親は「娘のつらく、切羽詰まった感情が理解された。
こうした思いで亡くなる人がいなくなってほしい」と涙ながらに話した。
毎日新聞【神澤龍二】 2007年5月17日 0時36分
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