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東証1部上場の中古書籍販売チェーン「ブックオフコーポレーション」(神奈川県相模原市)が
約2270万円の売り上げを水増ししていた疑いのあることが、社内調査で分かった。
ブックオフによると、同社は、在庫の中古書籍などを取引先にいったん転売した後、子会社
「ブックオフ物流」(同市)で買い戻す方法で、2004年12月に約670万円、
06年2月に約1600万円の売り上げを水増ししていたという。
ブックオフは、前年同月の売り上げを上回ることを目標にしており、目標が達成できない
可能性があったため、水増しに至ったとみられる。
一部週刊誌が今月、ブックオフの経理を巡る不正疑惑を報じたことで、社内に調査委員会を作り、
調査を進めている。ブックオフは「今後もさらに調査を進めていきたい」と話している。
有価証券報告書などによると、同社の前身「ザ・アール」は1991年に設立され、92年に
現在の社名に変更。04年に東証2部に上場、05年には同1部に上場した。06年3月期の
連結売上高は422億円。今年4月末現在のブックオフグループの店舗数は、フランチャイズ
と直営店などを合わせて1028店。
昨年6月には、パート出身の橋本真由美社長が就任したことから話題を呼んだ。
(2007年5月16日14時57分 読売新聞)
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