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(>>1のつづき)
部下に白紙の領収書に打ち合わせ先の会社名と金額、日付けなどを書かせ、偽造
領収書を作る手口だった。テレ朝広報部からは、「不祥事」について明確な回答はなかった、
とし「テレ朝腐敗の実態解明は次号も続く」としている。
現代の報道について、テレ朝広報部はJ-CASTニュースの取材に対し「(記事は)退職した
人物の発言。答える立場にない」としている。
06年9月の不正経理事件とは、同局の人気番組「奇跡の扉 TVのチカラ」などを担当
していたチーフプロデューサーが、外注先の番組制作会社に番組制作費赤字補填などの
名目で架空請求するよう指示していたとして、テレビ朝日がこのチーフプロデューサーを
懲戒解雇にする、と発表した事件。プロデューサーは制作会社側からキックバックとして
過剰な接待を受けていた。同局はこの架空請求を中心として、東京国税局の税務調査を
受け、3年間で1億3,000万円の所得隠しを指摘された。会長や社長の減俸などの処分も
あった。週刊誌報道に端を発した形だった。
テレビ業界に詳しいジャーナリスト、坂本衛(まもる)さんは「一般論として、テレビ局幹部が
制作会社に指示して金を浮かせてキックバックさせたり接待させたりなんていう話は何度も
聞いたことがある」と話した。今回の2週刊誌報道については「証拠がはっきりせず何とも
言えない」。その上で「これも一般論だが、下請け制作会社の立場が弱いという問題点を
忘れてはいけない。番組作りの現場が大切だという視点からテレビ局との関係を考え直す
必要がある」と指摘した。(以上)