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◇新聞不信
▼朝日の安倍叩きが生んだ週刊朝日の虚報
次週の「週刊朝日」が、自ら犯した虚報事件をどう説明するか、まだそれを見ずにこれを書いている。
雪印や不二家に徹底的な不祥事の検証とその公表を求めた新聞社だ、まさか中途半端では済ますまい。
それとも、また例の「有識者」の御登場か?
安倍首相の秘書と長崎市長射殺犯の間に「接点あり」と断定した「週刊朝日」(5月4・11日合併号)の新聞広告も、
問題の記事そのものも、ジャーナリズムの規範の最低限をはるかに下回る、ひどいものだった。
接点ありとあるのを見れば、誰しも首相秘書と山口組系水心会とが薄暗い関係にあったのだと思う。
だが「週刊朝日」の記事は、広告に輪をかけて粗末そのものだった。
ネタ元だという「警察庁幹部」「長崎県警関係者」はともに名無し。
記事は「読売」や「週刊ポスト」「週刊新潮」を借用して組み立てている。
他人のフンドシで、これほど派手に相撲を取ったジャーナリズムも珍しい。
しかも首相秘書は水心会から脅されていた(それ自体が真実かどうか不明だが)というのだ。
常識で考えて秘書と暴力団の「接点」などと呼べるシロモノではない。
事実の取材・分析より、何とかして安倍首相を叩こうという意欲の方がミエミエな記事だ。
なぜ「週刊朝日」は暴走したか?
冷静な目で「朝日」を読んでいる人は、すぐ気が付くだろう。
安倍が政権を取ってからの「朝日」の内閣への敵意は、尋常ではない。
>>2以降に続きます。
ソース:週刊文春 5月17日号 56ページ (エマニエル坊やがテキスト化)