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★長湯温泉:炭酸泉「日本一」のコピーはダメ 県が行政指導
「日本一の炭酸泉」のキャッチコピーで年約80万人が訪れる大分県竹田市直入町の
長湯温泉の旅館組合や商工会など関係5団体は10日、「日本一の根拠が不明確」との
理由で、コピーを使わないよう県から行政指導を受けたと明らかにした。「日本一」と
書かれた看板は「いらっしゃいませ」など別の字で隠すよう準備を進めている。
関係者によると、昨年8月、一部利用者から「炭酸濃度は日本一ではない」との声が
上がり、公正取引委員会に「不当表示」との申告があった。公取から対応を一任された
県が、口頭で指導したという。
同温泉は二百数十年の歴史があり、温泉学の専門家から「国内でも類をみない炭酸泉
のゆう出地」などの評価を受けて88年にコピーを作った。
同温泉関係者は「世界屈指の炭酸系エリア」など別のコピー案も検討している。
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