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白濁した簡易水道水で製造した和洋菓子の廃棄処分で損害を受けたとして、菓子製造会社
「シャトレーゼ」(甲府市)が水道事業者の中央市に賠償請求していた問題で、同市は求めに
応じない方針を同社に伝えていたことが9日、分かった。
白濁したのは同市高部地区の簡易水道水で、水源の井戸壁面を補強する「ベントナイト」と
呼ばれる粘土鉱物が何らかの原因ではがれ落ち、水道に混入したのが原因とみられる。
ベントナイトによる健康被害の恐れはないといい、同市は「白濁の予見は不可能で、市側に
損害賠償の責任はない」とする文書を4月19日に同社に送付した。
同社は2月、水道水の白濁に気づいて調査。社内の基準値を超えたため、同市の豊富工場で
製造したシュークリームなど28種類の和洋菓子約11万5000個を廃棄した。
損害額は商品の材料費など約2000万円に上るとして、田中久雄市長あてに3月26日、
支払いを求める請求書を提出していた。
毎日新聞
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