07/05/10 16:10:01 0
★パナマ患者死亡 薬に物質混入
・中国政府は、中米のパナマで、去年、せき止めの薬を服用して40人以上が死亡
したのは、中国の企業が輸出した化学物質が薬に混入していたことが原因だったことを
明らかにしました。
パナマでは、去年9月、40人以上が内臓の機能低下など体の不調を訴えたあと、
原因不明のまま死亡し、パナマ政府の依頼を受けたアメリカ政府による調査の結果、
患者が服用したせき止めの薬に、毒物を含んだグリセリンが含まれていることが
わかりました。中国外務省は、8日、記者会見し、この問題で去年10月に、アメリカ政府
から、中国の企業が問題のグリセリンの製造にかかわっていたと指摘されたことを明らかに
しました。そして、その後の調査の結果、江蘇省にある中国企業が、薬品に使う純粋な
グリセリンに別の物質を混ぜた原料を輸出し、この原料がパナマで、せき止めの薬の
製造に使われていたことがわかったということです。
会見で中国外務省は、混入した物質について、「グリセリンの代用品として混ぜられたもので
薬に入ってはいけないものだった」と述べて、輸出された原料が死亡の原因だという見方を
示しましたが、この物質が毒物だったのかなど詳しいことは明らかにしませんでした。
10年ほど前には、中国からカリブ海のハイチに輸出されたグリセリンを含んだ解熱剤を
服用した子ども80人以上が死亡しており、国際社会からは、中国政府に対し、薬品などの
原料の輸出を厳しく管理するよう求める声があらためて強まりそうです。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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